痛風リウマチ性疾患(偽痛風、痛風、偽リウマチ、リウマチ等)の本質

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続リウマチ性疾患の本質 2016.1.16 有本政治

リウマチには、リウマチ性疾患と関節リウマチがあります。何れも難病指定の原因
不明の疾患として扱われ、自己免疫疾患という、自己と非自己の見極めが失われ、
自らの細胞を攻撃して破壊する病気として認識されています。本来免疫機構は、外敵
を攻撃するものであり、自分自身の細胞を攻撃するようなことはしません。ところが、
肝臓胆嚢機能の低下から、血液組織に破たんをきたしてくると、脳の中枢部の情報
系が正常に働かなくなり、敵か味方かが判別できなくなり、自らの細胞を攻撃し始め
るのです。こうした症状を自己免疫疾患と言います。

病院では単に症状だけを軽減する処置がとられていますが、痛みや運動障害を軽減
する対症療法は、一時的に苦痛が除去されますが、根本的な治癒にはなりません。
ステロイド剤やサイトカイン阻害剤や生物製剤は鎮痛消炎効果をもっていますが、
体の免疫機構を抑えてしまう働きもあります。薬の副作用による免疫力の低下は、
重篤な疾患に移行してしまう危険性もあります。故に症状は単にその部位だけを
みていくのではなく、体全体との関連の中で捉えていかなければなりません。

リウマチ性疾患に属する病気は数多くありますが、一般的に関節リウマチをリウマチ
と呼びます。リウマチ性疾患は関節だけでなく、骨、腱、筋肉といった体を動かすのに
必要な器官がこわばったり、痛くなったりする症状のことを言います(その数は約200
種類にも及びます)。関節リウマチの他、皮膚や内臓にまで症状が出る膠原病、全身
性エリトマトーデス、全身性強皮症、リウマチ性多発筋痛症、線維筋痛症、慢性疲労
性症候群等の難治性疾患のほとんどがこれに含まれます。

さらに、細菌やウイルスが引き金ではないかと言われているリウマチ熱、細菌やウ
イルス性の化膿性関節炎、痛風、偽痛風、甲状腺及び副甲状腺性疾患等も含まれ
ます。高齢者に多い変形性関節症もリウマチ性疾患に属します。これらの症状の多
くは、はっきりとした原因がわかっていないため、対症療法だけに徹し、再発を繰り
返してしまうのが現状になります。リウマチ性疾患を改善していくためには、その人
自身の生命力や免疫力が低下している病気の背景になる部分にも目を向けた総合
的なとり組みが必要だということです。この視点に立って、日本伝承医学的にリウマ
チ性疾患の本質を解説していきます。

<全てのリウマチ性疾患を発生させる元にあるのは、
全身の血液の循環、配分、質の乱れが必ず存在する>

命を育んでいるのは血液です。血液が全組織器官を養う物質であり、エネルギーで
あり、情報であります。リウマチ性疾患は、自己と非自己の見極めができなくなり、
自らの免疫機構を破壊していく自己免疫疾患になります。見極めを見誤るという事は、
身体情報の受容、伝達、処理、反応能力に破綻がきている事を示しています。

身体情報の受容、伝達、処理、反応は大きく分類すると、脳神経系、循環系、ホ
ルモン系が受けもっています。大元は脳神経系が司っていますが、循環系(血液、
リンパ、体液)も重要な情報系です。血液が全身を巡る事で、生命物質を届けるだけ
でなく、情報の受け渡しをも担っているのです。故に全身の血液の循環・配分・質が
乱れると、身体情報系にも破綻が生じてきます。

また情報系の大元の脳神経系を養っているのは血液であり、血液の循環・配分・質
の乱れは、脳神経系を養えず、身体情報系に機能低下をもたらしていきます。これ
がリウマチ性疾患の自己と非自己の見極め異常を発生させる根元の要因として存在
します。これらは、血液の役割の中の、物質作用と情報作用ですが、もう一つのエネ
ルギーに関しても、血液は人体内の化学エネルギー合成の元になるだけではなく物理
的エネルギーの電気や磁気の生成場所となり、また伝達ルートとしての役割を果たし
ています。

生命を成り立たせるための仕組みとなる不可欠の要素は、物質・エネルギー・情報
の三態です。この三態全てに直接的に関わるのが、血液になります。
リウマチ性疾患の根元には、この血液の循環・配分・質の乱れが大きく関与している
ということをまず認識して頂きたいと思います。この三要素の乱れが徐々に身体の生
理機能に破綻を引き起こし、それに遺伝的なリウマチ因子が加わる事でこの症状は
発生していくと捉えることができます。故に改善していく為には、全身の血液の循環
配分・質の乱れを整えていくことが必要になります。

<さらに根源的な要因は、その人自身の生命力や免疫力の低下にある>

病気になる事を、病に侵されると表現します。侵されるという意味は、守りを破られて
内部に入られる事です。守りが強固であれば侵されないのです。例えば家族がイン
フルエンザに感染したとします。インフルエンザの感染は、直接的な接触感染と空気
感染が主になります。しかし家族であっても罹患しない人は最後までかかりません。
その理由は、インフルエンザのウイルスに侵されない生命力や免疫力(体の力、すな
わち体力)がその人に備わっているからです。つまり生命力や免疫力が低下していな
ければ、病には侵されないのです。原因不明と言われているリウマチ性疾患に対処
していくためには、こうした根源に存在する根本原因にも目をむけ、低下している生
命力や免疫力を高めていくことが必要になります。

<リウマチ性疾患の根源にある全身の血液の循環・配分・質の乱れは何によっ
て引き起こされるか>

血液の循環・配分・質の乱れは関節や筋肉、腱といった問題ではなく、内臓の肝臓、
胆嚢と心臓の機能低下から引き起こされていきます。循環に関しては、血液のポンプ
の役割を担う心臓が主に関与します。つまり血液の循環が乱れる最大の要因は心臓
にあるということです。心臓は簡単に機能低下するような臓器ではありません。これ
には遺伝的な体質が大きく関与してきます。いわゆる心肺機能に遺伝的な弱さがある
体質ということです。心臓と肺に遺伝的な弱さがあるために虚弱体質に属し、体調が
崩れると普通の人に比べて心臓に負担がかかり機能低下を引き起こしやすくなるの
です。

心臓と肺に遺伝的な弱さがある場合は、生命力や免疫力が低下しやすくなります(体
力の低下)。この体質の方の特徴は、幼少期より風邪をひきやすく、鼻水や鼻づまり
を起こしやすく、頭痛が頻繁に起きる人が多いです。体型的には手足の長い痩せ型
や色白でふっくらしている
体型の方になります。リウマチ性疾患に罹患する人のほとんどが、この心肺機能低
下体質にあたります。遺伝的な体質が弱い人に発生しやすいということになります。

次に血液の配分と質について説明していきます。肝臓と胆嚢は、全身の血液の配分
と質の乱れに関与する臓器になります。肝臓は中身の詰まった脳に次ぐ大きな臓器
で、血の固まりの様な臓器になります。この大きな臓器に血液が大量に集まる事で、
全身の血液の配分が乱されてしまうのです。

肝臓は精神的なストレスの影響を最も受けやすい臓器です。肝臓と脳は密接に関わり、
肝臓は脳内の神経伝達物質や脳内ホルモンを生成し、また分解する役割を果たして
います。精神的ストレスの持続は、脳を常に酷使し、脳内の神経伝達物質や脳内ホル
モンを大量に消費します。こうしたことががこれらの物質の生成と分解を担う肝臓に
負担をかけ、肝臓機能の低下を引き起こしていくのです。

肝臓機能の低下は、生命維持に大きな影響を与えるため、体は肝臓機能を高める
対応として肝臓に大量の血液を集め、また熱を発生させる事で機能回復を図ろうと
します。これが全身の血液の配分を乱す要因となるのです。またストレスによる脳の
酷使は、脳にも多量の血液供給を必要とします。この中身の詰まった大きな臓器で
ある肝臓と脳に血液をとられてしまう事で、全身の血液の配分は乱されるのです。

次に血液の質に関わる胆嚢(たんのう)について説明していきます。胆嚢は、肝臓に
内包された臓器で、肝臓で生成された胆汁を胆嚢という袋に集めて濃縮し、極めて
苦い物質を生成します。必要に応じて袋を収縮する事で胆汁を分泌しています。
肝臓と胆嚢は、”肝胆相照らす”と言われる様に密接な関係にあり、肝臓が弱れば
胆嚢も機能低下していきます。体は胆嚢の機能を回復させる対応として、肝臓と同
様に胆嚢にも血液を集め、炎症を起こす事で機能回復を図ろうとします。

これは必要な対応になりますが、一時的に胆嚢が炎症をもつという事は、胆嚢の腫
れを引き起こすことになります。袋が腫れるという事は、胆嚢の収縮が制限を受けます。
これにより胆汁の分泌が減退してしまいます。胆汁の働きは、一般的には脂肪の分解
吸収を助ける事と便の生成等が挙げられていますが、最も重要な働きは、その苦い
成分による体内の炎症や血液の熱を冷ます作用になります(抗炎症作用)。

胆汁の分泌が減少してしまうと、血液の熱を冷ます作用が低下し、血液に熱を帯び
てきます。血液が高い温度になると、血液に熱変性を引き起こします。この熱変性に
より、赤血球の連鎖(ドロドロでベタベタな血液)と形の変形が生じるのです。また赤血
球の連鎖は全身の毛細血管内の血液の流れに停滞と詰まりも生起させます。こうし
たことが血液の質を低下させる機序として働きます。さらに毛細血管の停滞と詰ま
りを流す対応として心臓ポンプに負担をかけ、心臓の機能低下をより進行させる事に
つながっていくのです。

以上が肝臓と胆嚢そして心臓の機能低下から発生する全身の血液の循環・配分・質
の乱れの機序になります。“肝心要”(かんじんかなめ)と言われるように、肝臓(胆嚢
を含む)と心臓は、命の源となると全身の血液の循環・配分・質の乱れに一番関与す
る臓器であったのです。

<全身の血液の循環・配分・質の乱れが要因であるが、その中でもリウマチ性
疾患の最大の要因は、血液の質の低下にある>

リウマチ性疾患の背景には、肝心要の機能低下による、全身の血液の循環・配分・
質の乱れが存在しますが、その中でも直接的な要因になっているのが血液の質の低
下になります。生命維持に不可欠な血液の質が低下するという事は、全生理機能が
影響を受けるのは必然です。血液の質の低下の状態が長期に及べば血液組織の
破壊にもつながります。

特に原因不明の難病指定で自己免疫疾患と呼ばれているリウマチ性疾患は、自己と
非自己の情報認識に破綻がきている状態にあります。血液の質が著しく低下し、血
液組織が破壊されている状態に近い段階と認識すべきと考えられます。

血液の質の低下を起こす機序の第一段階に当たり、その大きな要因となるのが胆汁
の分泌不足になります。これが血液の質の低下の前提になっているのですが、リウ
マチ性疾患に至る段階の血液の質の低下は、これだけにとどまらず血液の質に関与
する脾臓や腎臓にも影響が及んでいきます。

リウマチ性疾患に至るには、胆汁の分泌低下に端を発し、また血液の質の低下が長
期に及ぶ事で、血液を分解する脾臓や血液をろ過再生する腎臓にも機能低下をもた
らしていくのです。リウマチ性疾患の根源にはこのように、血液の質に関わる胆嚢、
脾臓、腎臓の三つが関わっています。これが全身の血液の質の低下をもたらす機序
になっています。

<脾臓や腎臓の機能低下は、どうして起こり、何が血液の質を落とす要因なのか>

胆汁の分泌不足は血液に熱を帯びさせ、熱変性により赤血球の連鎖(ドロドロでベタ
ベタな状態)と形の変形をもたらします。これが血液の質を低下させる大きな要因とな
ります。
赤血球の連鎖と変形状態は、通常の血液の状態ではありません。故に古くなった
赤血球の分解を担う脾臓に大きな負担がかかる事になります。この状態の持続は
次第に脾臓の機能をも低下させます。脾臓の機能が落ちるという事は、古血が分解
されず体内を巡る事になります。これが血液の質をさらに落とす事につながっていき
ます。

また脾臓のもう一つの働きであるリンパ球の生成も低下させます。体内のリンパ球は
体の免疫物質として重要な役割を果たしています。つまり脾臓の機能低下は免疫力を
低下させてしまいます。

次に赤血球の連鎖と変形は、血液のろ過再生装置である腎臓にも同様の機能低下
をもたらします。連鎖して大きくなった赤血球や異形の赤血球をろ過再生し続ける事
は、次第に腎臓の機能を低下させます。腎臓の機能低下は、血液が再生できない
事を意味します。これがさらなる全身の血液の質の低下させていく要因となります。
またろ過能力の減退は不純物や老廃物を尿として体外に排出できず、体内に毒素
を蓄積する事になるのです。これは肝臓の解毒作用にも益々負担をかけ、様々な臓
器に連鎖的に及んでいくのです。

<リウマチ性疾患の真の原因は、血液の質の低下に関わる胆嚢、脾臓、腎臓の
機能低下から生じる血液組織の破壊にある>

リウマチ性疾患には、重度の血液の質の低下が原因として存在します。その機序は
胆汁の分泌不足に端を発していますが、これだけにとどまらず、脾臓や腎臓の機能
低下を引き起こし、この三者が複合的に関わる事で血液の質を低下させていきます。

この疾患は、上記の様に胆嚢、脾臓、腎臓が関わって、血液組織の破壊が生じ、
血液のもつ人体情報の受容、伝達、処理、反応能力の低下から、自己と非自己の
読み違いを起こし、自らの組織を攻撃するために発生しています。

リウマチ性疾患には、血液組織の破壊が根底にあります。故にうわべだけの炎症止
めや痛み止め、運動障害の処置ではこれを回復に向かわせる事はできません。その
根拠と機序を明らかにしていかなければ改善することはできないのです。

<体の起こす症状には意味がある>

日本伝承医学の疾病観は、病気や症状を一方的に悪い反応として捉えず、意味の
ある対応をいう視点で捉えています。これは命存続の原理に基づいて生み出された
考え方になります。地球上に生命が誕生して46億年と言われていますが生物はあら
ゆる気候変動、環境変化、弱肉強食、疫病等に打ち勝って生物として進化して生き
抜いています。生物には、最後の最後まで自らの命を守り抜き、生命を存続させる
方向に、生へのプログラムが設定されているのです。この観点を当てはめて、体の
起こす病気や症状を捉え直してみると、その本質が見えてきます。

現在の病気や症状の捉え方の一方的に”悪”という考え方からすると、体をより悪くし、
早く死ぬ方向に導く事になります。これは命存続の原理に反することになります。
病気や症状は、一方的に悪い反応ではなく、体を元に戻し、命を最後まで守り抜
く必要な一時的な対応なのです。つまり命にとって意味のある反応になります。

リウマチ性疾患は、痛みや運動障害を伴う症状ではありますが、命存続の意味から
すれば、骨や関節、筋肉、腱等に炎症や腫れ、運動障害を発生させる事で、命に関
わる内臓に腫瘍やガンが発生するのを食い止めているのです。

つまり命に関わる内臓に内熱や毒素が蓄積し、腫瘍やガンができるのを”引き水
効果”の原理で命に直接関わらない骨や関節、筋肉、腱に炎症や化膿を起こす事
で排出し、命をつないでいるのです。

関節リウマチの手首や手指の固着や強張りは、リウマチの終息期の症状です。動か
なくなるけれども辛い痛みや疼痛、腫れはありません。手指が、くの字に曲がる事で
血液の流れを速くし、組織の血液の循環を確保する対応になります(詳細は院長の
日記、痛風リウマチの項参照)。また最小限の組織を生かすための血液の循環は確
保し、血液を他の重篤な部位に有効に使うための対応の姿になります。慢性痛風の
痛風結節やガンの石灰化等もこれに該当します(詳細はHP、ガンを捉え直すと院長
の日記の手首の痛み、CM関節の項参照)。

<回復のためには何をなすべきか>

これまで解説してきたように、リウマチ性疾患の罹患者は、自身の遺伝的な心肺
機能の弱さをベースに、精神的ストレスの持続による肝臓(胆嚢を含む)と心臓の機
能低下を引き起こしています。肝臓(胆のう)、心臓の機能低下は、全身の血液の循
環と配分を乱し、これに加えて胆汁の分泌不足が血液の熱変性を生じさせ、赤血球
の連鎖と形の変形をもたらす事で、血液の質の低下を起こしているのです。

これにより、命の源となる全身の血液の循環・配分・質の全てに乱れを生起させ
ます。また胆汁不足から発生した赤血球の連鎖(ドロドロでベタベタな血液)と変形
が古血の分解作用をもつ脾臓の機能を低下させます。さらに血液のろ過再生装置
である腎臓の機能をも低下させます。腎臓機能が低下すると古血が体内に蓄積され
(漢方でいう瘀血(おけつ)に当たる)、ろ過再生されない毒素を含んだ血液が体内を巡
ります。

この様に胆嚢、脾臓、腎臓の三者の機能低下は、重度の血液の質の低下をもたら
し、血液組織の破壊につながっていったのです。血液組織の破壊は、血液のもつ
人体情報の受容、伝達、処理、反応能力を乱し、“自己免疫疾患”へと進行させた
のです。以上が、日本伝承医学の捉えるリウマチ性疾患の根拠と機序になります。
この病気の根拠と機序が明らかになれば、何をなすべきかは見えてきます。破壊され
た血液組織を修復していくためには、自分自身の遺伝的な体質をまず認識し、これ
を低下させない処置と病の背景にある生命力や免疫力を高める処方が必要になり
ます。

精神的なストレスを全てとり去ることはなかなかできませんが、体への影響を最小限
にする事は可能です。そのためには肝心要の働きを元に戻す事が不可欠です。肝臓
(胆嚢を含む)と心臓の機能が高まる事で、全身の血液の循環・配分・質の乱れが整
うのです。特に胆嚢の腫れをとり、胆汁の分泌を元に戻す事が重要です。

こうした全体的な調整と共に患部そのものの治療法も必要です。そのための技法
として、痛みや運動障害、変形のある関節に痛みのない緩やかな面圧をかける事
で、関節内の血液と関節液の循環が促進されます。また発生した熱を直接的に除
去するために氷冷却法(アイシング)が有効に作用します。

<自己努力として行なうべき事>
リウマチ性疾患の本質を認識し、自らの生活習慣も見直していくことが必要です。
特に睡眠と休養、食生活の改善が大事です。生命力や免疫力を元に戻すためには、
横たわる時間をいかに増やすかにかかっています。眠らなくとも体を横たえる事
で、心臓の負担を軽減し、血液、体液の循環を助けてくれます。就寝の時間帯は夜
の10時から朝の4時までは最低でも確保する必要があります(この時間帯に横たわ
る事で、新陳代謝が良くなり成長ホルモンが分泌されます)。
当然激しい運動や動作を速くする事も避けなければなりません。遠出は控え、歩行も
小幅でゆっくりを心がけていきます。出来るだけ無駄にエネルギーを消費しないことで
す。こうして養生している間に体の力(免疫力と生命力)をとり戻していくことです。

食事はバランスよく和食を中心の食生活を心がけていきます。五味、五色のバランス
を考えた食事を勧めます。ただし油っぽい物、牛肉、豚肉の脂は、脂肪を分解吸収す
る胆汁の分泌に極度の負担をかけ、胆嚢の機能を低下させるので、極力控えるよう
にします。また水の摂取が必要です。1日に必要な水分量は約2~2、5リットルと言われ
ています。ほとんどの方がこの量には達していません。血液の質が低下している方は、
常温の水を1日最低でも1~1、5リットルは飲むようにする事が必要です。水には血液を
浄化し、腎臓機能を高める働きがあるからです。

<リウマチ性疾患の回復を助ける日本伝承医学の治療法>
日本伝承医学の治療法は、世界で唯一の骨髄機能を発現させる技法になります。
骨髄の働きは、細胞新生と造血です。骨髄の中の幹細胞が全ての細胞を生み出し、
骨髄の中で赤血球、白血球、血小板が作られています。細胞新生は生命力にあた
り、造血は免疫力に置きかえる事ができます。骨髄機能が発現する事で、生命力
や免疫力を高める事ができるのです。
また日本伝承医学の疾病観は、全ての病の直接的な要因を全身の血液の循環・配
分・質の乱れと捉えています。これに関わるのが肝心要といわれる肝臓(胆嚢を
含む)と心臓になります。日本伝承医学の技法はこの肝心要を整える目的で構築
されています。また血液の質に関わる脾臓と腎臓に関しては、足の骨を細かく振る技
法を用いて機能を回復させます。

リウマチの直接的な技法としては、古代人の開発した血液の質を元に戻すため
に大腿骨の膝上を叩く方法を伝え残しています。この技法は赤血球の連鎖を剥が
し、血液の流れと質を高める効果をもっています。この技法は日本伝承医学にお
いては、リウマチ、痛風の操法として活用し大きな効果を発揮しています。
さらに家庭療法として推奨する頭と肝臓、胆嚢の冷却法は、脳内の熱のこもりと
脳圧の上昇を除去し、肝臓胆嚢の炎症と腫れを鎮める事で、肝胆の機能を回復さ
せます。以上の方法を総合的に行なう事で、リウマチ性疾患の根拠と機序に根ざし
た治療法を構築しています。(日本伝承医学の治療法の詳細は、HP、院長の日記を参照)

痛風リウマチ性疾患(偽痛風、痛風、偽リウマチ、リウマチ等)の本質     2015.6.15   有本  政治

痛風は、風が吹いても痛い、じっとしていても痛いことからこう呼ばれています。偽
痛風とは、痛風と症状が似ていることからこの名前が付きました。痛風は、足の親
指の付け根付近に痛みが発生しやすいのに対して、偽痛風は多くは膝関節に痛み
が生じます。肩、肘、股関節、足の関節という大きな関節にも発作が起きるのが特
徴です。関節に強烈な痛みが起き、腫れや発赤、強い熱感をもちます。朝方にこわ
ばったり、関節リウマチにも似た症状を示し、原因が特定できにくく、痛風やリウマチ
より、診断がつきにくい疾患になります。

痛風との区別は、痛風が尿酸値が上昇する事によって痛みの発作が起こるのに対
して、偽痛風の場合は、ピロリン酸カルシウムが原因で痛みの発作が起こると考
えられています。痛風は尿酸の結晶が毛細血管を詰まらせ発生しますが、偽痛風
はピロリン酸カルシウムの結晶が原因で発生します。この結晶が軟骨に沈着する
ために、偽痛風は、軟骨石灰化症とも呼ばれています。また痛風は年齢に関係なく発
症しますが、偽痛風の場合は、60代以降の年配の方に多く発症しやすいのですが、
最近では若年層にもみられてきています。はっきりとした原因は不明で、甲状腺の
病気が関係してるのではないかとも言われています。

現代医学では、根本的な治療方法はなく、基本は対症療法になります。症状の軽
度のものに対しては、非ステロイド系の抗炎症薬を服用し、関節から水抜きをして、
ヒアルロン酸や非ステロイド系の抗炎症薬を関節内に注入します。重症の場合や
炎症の強いものに対しては、ステロイド薬を服用し、慢性化した場合でも、繰り返し
ステロイド薬を使用しているのが現状です。しかし服用を中止すれば再発を繰り返し、
次第に変形性関節症に移行してしまいます。症状がとれないものに対しては、関節
内にできたピロリン酸カルシウムの結晶を内視鏡で洗浄したり、変形が強い場合は、
人工関節に置き換える手術も行われます。

近年やっと、偽痛風や偽リウマチという新たな概念で捉えられるようになりました。
しかし実状はホルモン薬で抗炎症作用の強力なステロイド剤で、炎症と痛みを一時
的に封じ込めているだけになります。炎症や痛みを封じ込めてしまうと、体は免疫
力を大幅に低下させ、感染症等を引き起こしやすくなります。偽痛風を改善してい
くためには、視点を変えて、その本質を知る必要があります。痛風、偽痛風、偽リ
ウマチ、リウマチ等の血液の質に関わる症状を、日本伝承医学では、以下、痛風リ
ウマチ性と呼んでいきます。

では日本伝承医学の捉える痛風リウマチ性の症状を説明していきます。日本伝承
医学の病気や症状の捉え方は、これらを一方的に悪い反応として捉えず、体が発す
る警告サイン、命を守るための必要な対応として捉えています。この視点から痛風リ
ウマチ性疾患の本質を解明してみます。
初めて痛風リウマチ性の関節の痛みや腫れが出た場合、患者さんは皆さん戸惑い
ます。関節を打ったり、転んだり、捻ったりしたわけではないのに、突然関節が腫れ
て炎症と痛みが出た事に驚きます。これが血液の質に関わる症状だと言う事に気づ
かないからです。痛風リウマチ性の痛みは、血液の質が悪くなることによって起こる
からです。

これらは、外傷性の関節炎や関節痛とは別の疾患としてみていきます。
以前に外傷的な要因で痛めた場所とか、またスポーツ選手等が外傷後に治りが悪
くなった関節に後発で発症して、併発する事はよくあります。スポーツをしている方の
場合、その事に気づかず、局所の治療やリハビリ、トレーニングをやってもなかなか
痛みが取れず、慢性的な痛みと腫れに悩まされる方が多く見受けられます。
血液検査をしても尿酸値が高くないために、痛風リウマチ性の疾患とは診断され
ないで見落とされてしまうのです。外傷と併発した痛風リウマチ性を発症している方は、
スポーツ界でも近年増加の傾向にあります。 外傷後2ヶ月以上経過しても、痛みや
腫れ等の諸症状がとれない場合は、痛風リウマチ性のものとみて、血液の質を改善
していく必要があります。当院でスポーツ界に携わる方が多く受診されるのは、日本
伝承医学が、他の整体や鍼灸等とは概念を異にし、体に生じる症状をその部位だけ
で診ていくのではなく、血液の質を改善し、血液の循環・配分を整え、内部から調整し
ていく治療法になるからです。

次に痛風リウマチ性疾患がどうして起こるのかを説明します。痛風リウマチ性の症状
は外傷性の関節炎とは違う機序で起こります。この症状は血液疾患に属し、血液の
質の低下が根本的な原因になります。具体的には赤血球の連鎖(ドロドロでベタベ
タな血液の状態)による毛細血管の流れの詰まりから徐々に進行していきます。
(これには遺伝的な体質も大きく影響してきます)。血液の質が低下するという事は、
体の免疫力の著しい低下を意味します。免疫力が低下すると、感染症にかかり
やすくなります。特に血液に病原菌が発生し、化膿性の感染症を引き起こし、菌
血症や敗血症を発症しやすくなります。(敗血症は全身に毒が回り、死に至る重
篤な病気になります)。

これを回避する対応が、痛風リウマチ性の症状の発症になります。
偽痛風、痛風、リウマチ、偽リウマチ等の関節や筋肉に発生するこうした血液疾患
は、血液に病原菌が発生し、その毒性による菌血症や敗血症への進行を防ぐための
対応として、関節に異常な熱と腫れ、痛みを起こしているものになります。これ以上
関節の毛細血管に血液が停滞すると、血液が毒性を帯び病原菌の発生が起こって
しまうため、これを回避するために、関節に高熱と腫れを起こし、熱と内圧の上昇
によって、血液の停滞を除去する対応をとっているのです。

つまり関節に異常な熱と腫れ、痛みを起こす事で毛細血管内の血液の停滞と詰ま
りを解消し、毒の発生を防いでいるのです。例えれば、流れを失った淀みは、水も
腐り、毒を発生します。これを回避するために関節に熱と腫れを起こし、分子運動
を活発にし、内圧を高める事で、流そうと対応しているのです。”流水腐らず”(りゅう
すいくさらず)のことわざ通りのことを、体は天然に実行してくれているのです。
つまり、故意に炎症を発生させているのです。正に人智を超えた対応になります。
また危険を知らせる体への警告サインとしての役割も担っています。

さらに言及すれば、関節リウマチ等で、手指が、くの字に変形を起こしますが、
これも手や手指の毛細血管の循環及び腕全体、ひいては体全体の血液循環を
守る対応になります。末端部の手指を、くの字に曲げて固着させて、関節内の毛細
血管の循環と関節液の循環を促進させるのです。川の流れで例えれば、まっすぐ
に流れている所より、曲がってカーブしている川の所の方が、流れが早くなって
いるのと同じ原理になります。流れというものは、まっすぐより、曲がっている方が、
ぶつかった抵抗力が加わるので、流れが速くなるのです。このように、私たちの体も
手指や他関節等をくの字に曲げる事で、血液の循環を促し関節ポンプ機能も高め
てくれているのです。膝の変形も同じ機序で発生していきます。このように体に起こ
ることには、ひとつひとつに皆意味があるのです。

現代医学が原因として挙げている、尿酸結晶(痛風の原因物質)、ピロリン酸カル
シウム結晶(偽痛風の原因物質)、サイトカイン(タンパク質)増加(リウマチの原因
物質)等は、本当は原因ではなく、実は結果として、発生しているだけにすぎないの
です。また菌血症や敗血症も、病原菌が原因ではなく、全身の免疫力が低下してい
る背景があり、そこに結果として発生していくのであります。免疫力が正常であれば、
本来侵されないのです。例えばインフルエンザの場合も全員が発症するわけで
はありません。血液の質が悪くなり免疫力の低下している人が発症していくのです。
つまり免疫力低下の最大要因となる血液の質というものを、見落としてはならないの
です。

以上が痛風リウマチ性疾患(偽痛風、痛風、リウマチ、偽リウマチも含む)の本質に
なります。故に必要な対応として発生させている炎症を、強力な抗炎症作用をもつ
ステロイド剤や尿酸値を下げる薬等で、炎症を取り去ったり、封じ込めたりしてはいけ
ません。体が必要な対応で起こしているのですから、薬を止めればすぐに戻り、以前
より激しく症状が再発してしまいます。つまり治癒させるための処置にはならないのです。
特にステロイド剤には強力な抗炎症作用があり、すぐに腫れ、熱、激痛を抑えるた
め、一度使用すると常用化してしまいます。また反面、免疫抑制作用により、体の
免疫力を急激に低下させていきます。故に骨髄の造血作用と細胞新生作用を著しく
低下させていきます。これが生命力や免疫力を弱めていくのです。一時的に痛みから
解放されても、重篤な病や、感染症により生命に危険が及んでしまう場合があると
いうことです。また尿酸値を下げる薬は、体内のアンモニアの分解作用を低下させ、
血液の濾過再生装置である腎臓に大きな負担をかけます。長期の服用により腎機
能を低下させ、人工透析に移行してしまう場合もあります。このように薬で検査数値
だけを規定にあてはめようとしてしまうと、重篤な疾患の誘発につながるという事を
知って頂きたいと思います。

ではどうすれば痛風リウマチ性の症状を回復に向かわせる事ができるかを説明し
ます。それにはまずこの疾患の直接的要因となっている血液の質の低下の根拠と
機序を明らかにする必要があります。血液の質が低下すると、体は免疫力を落とし、
痛風リウマチ性の疾患のみならず、様々な病気や感染症を引き起こしていきます。
これらの症状が表れたという事は、自分自身の体に生命力や免疫力の低下が起こ
っているという事を知り、自覚していくことが大事です。

血液の質の低下には、4つの要因が挙げられます。1つ目は、新たな血液を作り出す
造血力の低下になります。2つ目は、腎臓の濾過再生機能の低下による質の低下で
す。3つ目は、脾臓の赤血球の分解能力の低下による古い血液の増加になります。
腎臓と脾臓による血液の質の低下は、赤血球の連鎖が先にあって、それを濾過し
たり分解するために起こっています。4つ目は赤血球の連鎖(ドロドロベタベタ血液)
による質の低下です。これは血液が熱を帯びる事から始まります。血液が熱をもつ
と赤血球の粘性が増し、赤血球同士がくっついてきます。この血液の熱変性が、血液
の質の低下の始まりになります。血液の質を元に戻すためには、胆汁の分泌を正常
にしていかなければなりません。胆汁には血液の熱を冷ます作用があるからです。

日本伝承医学ではこの胆汁に重要性を見出し、胆嚢(たんのう)を心臓に次ぐ臓器
として位置付けています。しかし現代医学に於ける胆汁の概念は、脂肪の分解吸収
を助ける働き、便の生成等位しか挙げられておらず、その働きはあまり重要視され
ていません。重要視されていないため、胆石等で胆嚢を安易に全摘してしまうのです。
胆汁の大切な働きが認識されていないからです。胆汁は1日約500~800ml分泌さ
れます。この胆汁の持つ苦味成分が健康を維持していくためにはとても重要になり
ます。漢方薬では”良薬口に苦し”と言われるように、苦味が、”苦寒薬”と言われ、
病気の炎症を鎮めてくれるからです。体内の炎症を鎮静させる事で病気や症状は
改善していくことができるのです。

苦い物には熱を冷ます効果があります。その実例として、暑さの厳しい九州沖縄地
方では、苦瓜が伝統的に食べられています。苦味が体内の熱を冷ましてくれるから
です。また体内や脳内に熱のこもりの多くみられる現代人が、苦味のコーヒーを昨今
多く好むのにもこうした原理があります。このように胆汁は体にとって、苦寒薬として
の働きがある極めて重要な物質になります。現代医学では、抗炎症作用と言えば、す
ぐに副腎皮質ホルモン(ステロイド)を用い炎症を人為的に鎮めようとしますが、私た
ちには胆汁という、人智を超えた良薬が体に天然に備えられているのです。胆汁の
分泌不足は痛風リウマチ性の疾患をはじめ、様々な病気や症状を引き起こす最大の
要因となっています。故に病気や症状を改善していくためには、この胆汁の分泌を
如何に促し、血液の質を良くしていくかにかかっているのです。これを可能にできるの
が日本伝承医学の治療技術になります。

昔から”肝心要”(かんじんかなめ)という格言があります。体において、肝臓と心臓が
組織器官の要の働きをする重要臓器ですという意味で、物事の核心を表す言葉に
なります。肝臓と心臓は五臓六腑の中心をなし、血液の循環と配分に関与する臓器に
なります。そしてこの肝臓と表裏の関係にあるのが胆嚢(たんのう)になります。胆嚢
は肝臓に内包されていて、血液の質に関わる大事な所になります。胆嚢では、肝臓
で作られた胆汁(たんじゅう)という苦寒薬を分泌し、血液の熱を除去し、血液がサラ
サラの状態で、速やかに流れるようにしているのです。このような重要な役割を胆嚢
という臓器は担っているのです。肝臓が弱ると、胆嚢機能も弱り、胆汁が正常に分泌
されなくなり、血液に熱を帯び、血液の質が低下していきます。ですから肝臓機能を
低下させないようにしなければなりません。

血の固まりのような臓器である肝臓が機能低下する一番の要因は、肉体的なものよ
り、精神的なものが大きく関与してきます。精神的ストレスの持続は、脳を疲労させ、脳
内の神経伝達物質や脳内ホルモンを大量に消費させます。これらの脳内物質は、
主に肝臓で作られ、脳で消費されて、また肝臓に還って分解されます。この状態の持続
が徐々に肝臓機能に影響を与え、肝臓機能が低下する要因となるのです。
肝臓は別名、肝(キモ)と呼ばれ、キモが座っている、キモが小さいなどの表現があ
るように、精神的な強さと関連づけられています。つまり”やる気や意欲”と深く関わりが
あります。こうした気力を持続するためには、常に自分を叱咤激励しプレッシャーをかけ
続けなくてはなりません。これが自分では気づかないうちに、精神的肉体的に大きな負
担をかけていく事になるのです。脳の神経伝達物質や脳内ホルモンを大量に消費させ、
脳に熱を帯びさせ、脳に炎症を起こしていきます。これを冷まそうとするために、体は
苦い胆汁を大量に消費させていきます。これが肝臓や胆嚢にさらに負担をかけていき
ます。

肝臓や胆嚢に弱りが出ると、これを回復させる対応として、体は肝臓、胆嚢に大量
の血液を集め、炎症を起こす事で、機能の回復を図ります。これは肝臓や胆嚢に腫
れを生起させます。胆嚢という袋に腫れが起こると、袋を正常に収縮させる事ができ
なくなり胆汁がうまく分泌できなくなってしまうのです。胆汁は、胆嚢という袋を収縮させ
ることによって分泌されるからです。

胆汁が分泌不足になると、血液は熱を帯びてドロドロの状態になり、全身の血液の質
の低下を引き起こしていきます。また血の塊のような臓器である肝臓に大量の血液が
集まる事で(肝臓の充血)、全身の血液の配分を大きく乱すことにもなるのです。さらに、
血液を全身に早く循環させる必要上、血液のポンプ役の心臓に負担をかけ、心臓機能
を低下させていきます。つまり全身の血液の循環、配分、質の全てに影響が及び、様々
な疾患発症の原因となっていくのです。

血液の循環、配分、質に関わるのが肝臓、胆嚢、心臓になります。この肝臓、胆嚢、心
臓の働きを元に戻していく事で、全身の血液の循環、配分、質の乱れを整えていかなけ
ればなりません。
痛風リウマチ性の症状を改善していくためには、血液の質を低下させるこうした要因全
てにアプローチする事が必要です。まず造血力の低下を補い、腎臓の濾過再生機能や
脾臓の赤血球分解機能を正常にしていきます。血液の質を良くするためには、造血に
関与する骨髄の機能を発現し、腎臓、脾臓を修復し、全身の血液の循環、配分、質の
乱れに関与している肝臓、胆嚢、心臓の機能を回復させていかなければなりません。
また症状の出ている関節への直接的な施術も必要です。

これら全てに有効に働くのが日本伝承医学の治療法になります。日本伝承医学の
治療は、骨髄の機能を発現させる事を目的に構築されており、造血と細胞新生を活
発にして、血液の質を根本から改善させることができます。また内臓的には肝心要
(肝臓と心臓)の機能を高めることを主体としています。これにより肝臓(胆嚢)、心臓
の働きを元に戻し、血液の質、循環、配分を改善させていきます。腎臓と脾臓の治療
には、日本古代から継承された、ふり操法を用います。関節の直接的処方としては、
赤血球の連鎖を取り除く、血液の質を改善するたたき操法と、関節手技法を用いて、
腫れ、熱、痛みを除去していきます。また家庭療法として推奨する肝臓と頭と患部の
冷却法を行ない、肝臓と頭部(脳内)の熱のこもりをとり、肝臓、胆嚢の熱と腫れ、
炎症をしずめていきます。日本伝承医学ではこのような統合的な取り組みにより、痛風
リウマチ性の症状に対応しています。

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